地域通貨で地域の活性化を
杉並区が2011年11月より、新たな地域コミュニティの形成と、地元経済の活性化のために、ICカードを利用した日本初の「電子地域通貨事業」を開始します。
まずは事業の第一弾として、区内共通商品券やプレミアム付き商品券、長寿応援ポイントなどを区内で利用できる電子地域通貨の発行を行い、地域経済の循環の構築を目指していくとのことです。
杉並区では3年間で50億円分の地域通貨流通を掲げており、これはいままで行われていた紙による商店街限定の地域通貨の発行などは比べ物にならないくらい大規模なものです。
インフラ作りにも貢献
将来的には同事業で構築するインフラを官・民・学で共有することにより、児童や高齢者の見守りシステム、買い物弱者支援などを行い、それによって地域の活性化を行うほか、他の電子マネーと電子地域通貨事業を連携させることにより、ポイントを相互に交換することなどを想定しているそうです。
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