のぼりの再利用
破れるなどして役目を終えたのぼりが、PRに再利用されたと宮崎日日新聞に報道された。財団法人宮崎南交通安全協会(宮崎県宮崎市)では、交通安全の呼びかけなどに使用済みののぼりで、長さ約65センチ、幅約20センチの特大わらじを作成し、同協会に飾っている。
このわらじを編んだのは、同協会木花支部長の曽我清美さん(77歳)。片足6枚ずつののぼりを使用して、裂いた布地を針金に編み込んでいった。作成にあたって曽我さんは、素材の柔らかさに苦労したと言っている。もともとPR用ののぼりは蛍光色などカラフルなもので、出来上がった大わらじも、七色に輝いているそうだ。
新たなPRのスタート
このわらじは、同協会が推進する「てげてげ運転」追放の、交通安全への願いを込めたシンボルとして再スタートをきり、運転中の携帯電話使用など、「二足のわらじを履かないで」との呼びかけに一役買っている。
財団法人宮崎南交通安全協会宮崎日日新聞