口蹄疫
口蹄疫の問題で、宮崎県の主力級の種牛を含み、殺処分されています。これだけ大きな問題になってしまうと、食べても人体に害はないということは無視され、宮崎県産の物産への偏見から、買い控えの恐れがあります。東国原知事になってから、知事の広報活動もあり、宮崎の地鶏やマンゴーのブランド価値があがり、全国的に認知度もあがりました。
高島屋宮崎物産展
高島屋日本橋の東京店では、宮崎物産展を5月26日から6月1日まで開催しました。出品されたのは、柚子蒲鉾、宮崎浜ちりめん、グァバドリンクなどに加えて、宮崎牛すき焼き弁当や宮崎牛の生肉なども含まれています。産経ニュースの伝えるところによれば、
宮崎県の物産展を20年以上続けている高島屋は「取りやめた方がいいとの声もあったが、地元産品を販売することで応援したい」(広報)と説明した。
特にこの時期に宮崎の牛肉を扱うのは、難しい選択だったと思いますが、ここで取りやめたり、牛肉だけはずしたりすると、大手百貨店が扱わないことで、風評被害が広がる可能性があるので、賢明な判断です。また会場では宮崎への義援金も受け付けました。
食中毒
せっかくの復興の第1歩だった本物産展ですが、なんと5月31日に食中毒を出してしまいました。せっかくの高島屋の配慮も水の泡です。もちろん口蹄疫が直接の原因ではないですが、販売促進のための企画展が、安全性に問題があるのではないのかという危惧をさらに増大させてしまう結果になり残念です。

産経ニュース 【口蹄疫】宮崎牛含む物産展を開催 高島屋、地元産品を応援
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100526/biz1005261140007-n1.htm