使用済みのぼり旗の行く末は?
各種イベントなどで、アピールのためのぼり旗を掲げることは多々あります。特に大きなイベントになればなるほどその本数は多くなります。このようなイベントの後にたくさんののぼり旗は廃棄されることが多いですが、これを有効利用しようという自治体があります。
エコバックに変身!
神奈川県秦野市では、全国植樹祭のときに2年間で、約1000枚ののぼり旗を作りました。植樹祭が終わったあと、これを廃棄せず、リサイクルし、3種類のエコバックやエプロンに作り変えました。全部で110個を完成し、10月10日に行われる全国植樹祭感謝祭で配布されます。
エコバックは軽くて小さく折りたためる便利なものです。マスコットがあしらわれたエプロンも非常にかわいいデザインです。
植樹のためには環境第一
緑を増やそうというエコな植樹祭で出たものを廃棄していてはあまり環境に配慮しているとはいえませんが、このように再利用する試みは非常に好感がもてます。もちろん1000枚ののぼり旗すべてがエコバックやエプロンにできる状態ではなく、状態の良いもの200枚ほどがその対象となりましたが、それでもエコに貢献する良い試みだと思われます。

秦野市全国植樹祭推進課
http://navi.city.hadano.kanagawa.jp/sinrin/syokujyusai/index.html#anchor-01