涼しげな暖簾(のれん)で中山道を飾る
滋賀県愛荘町の愛知川宿では、旧中山道の活性化のため、旧中山道沿いの店舗や民家をのれんで飾る「暖簾(のれん)アートミュージアム」が、開かれている。2008年からの催しだ。
愛知川観光協会では愛知川宿の歴史と伝統をいかした観光振興の一環として、自作の「のれん」を募集、中山道沿いの各所で展示をする。今年は幅広い層から、昨年の3倍近い応募があったという。
昔ながらの多機能アイテム「のれん」
風流でありながら、そのアピール力は絶大なる暖簾。温泉宿、料亭、代々続く和菓子店や、老舗蕎麦やなどに、素敵な暖簾がかかるイメージは誰しも容易に浮かぶものだ。
風除けや目隠しといった古くて新しい多機能アイテム「のれん」。このようなイベントを堪能しながら、暖簾の味わいを思い出してみよう。