航空業界
JALの経営再建問題のニュースを日々耳する昨今、JALだけでなく航空業界は不景気のあおりを受け、厳しい状況が続いています。
ドリンクサービスを取りやめたり、食事を有料化するなど、サービスを低下させるか、または新規のキャビンアテンダントの採用を取りやめるなど、人件費の削減をしたり、各社努力をしていますが、飛行機はなんといっても1回の料金が非常に高いことです。海外にいくとなると、数十万、国内でも新幹線を使ったほうが安い場合も多いです。
Ryanair
アイルランドの航空会社「Ryanair」は1985年設立の格安航空会社です。大都市の第一空港は使わず地方都市を使用したり、座席をすべてエコノミークラスにしたり、新聞・雑誌などの提供をやめるなどの徹底したコスト削減で、低価格料金を実現していることで有名な会社です。たしかに少し乗るくらいであれば、過剰なサービスよりも、簡略化したサービスで充分です。
立ち乗り
Ryanairは、立ち乗りシートを運行すると発表しました。立ち乗りといっても、電車のようにつり革につかまって、ぶら下がっているような立ち乗りではありません、それでは離着陸時が危険です。
実際は、飛行機の後部にある10列のシートを取り払い、代わりに立ち乗り用のシートを15列設とのことです。4ポンド~8ポンド(約530円~約1060円)の間で利用できる驚異的料金設定で、販売促進を目指します。

Telegraph.co.uk "Ryanair to sell £5 tickets for standing-room only flights"
http://www.telegraph.co.uk/travel/travelnews/7864921/Ryanair-to-sell-5-tickets-for-standing-room-only-flights.html