劇場版PRをオンエア
「お前のやったことはぜんぶ全てスリッとまるっとゴリッとお見通しだ!」 自称・超売れっ子実力派マジシャンの山田奈緒子の名台詞でおなじみ(?)の「トリックが」ついに完結する!シリーズ完結編の「トリック劇場版 ラストステージ」が来年1月に公開されると発表された。それに向けて、特設サイト「さよなら!トリック祭り!!」で大キャンペーンを敢行。ラストステージに関する情報やこれまでのトリックのコンテンツを集めたページ、スピンオフ企画「警部補 矢部謙三2」の情報なども充実している。
「トリック劇場版 ラストステージ」の内容は、いまだ謎に包まれているが、製作はもちろん、堤幸彦監督。5日からスタートのテレ朝系金曜ナイトドラマ「警部補 矢部謙三2」の放送終了後、毎週バージョンの違った劇場版PRがオンエアされる。
初めての海外ロケも
山田役の仲間由紀恵と、自称・天才物理学者の上田次郎役の阿部寛による迷コンビが売りの「TRICK」シリーズだが、そのほかにも堤監督ならではの仕掛けが至る所に仕掛けられている。2000年から山田役を演じてきた仲間、上田役の阿部は、集大成となる今作に並々ならぬ意欲を見せており、初めての海外ロケにも挑む。
シリーズは、深夜ドラマとして放送スタート。山田と上田が謎の怪奇現象を調査し、トリックを暴くストーリーに加えて、堤監督の独特の世界観を反映した演出が多くのファンを引きつけてきた。映画版では、1作目の「トリック劇場版」(興行収入12.9億円)が2002年に公開されて以来、「トリック劇場版2」(06年、21億円)、「劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル」(10年、18.6億円)とヒットを続けてきた。
20歳の時にトリックに出合った仲間は、完結に少し寂しそうな様子。一方の阿部は、3年ぶりのトリックにやる気満々だ。映画は、堤監督演出のギャグはもちろん、トリックファンにとって感涙もののストーリーが用意されているという。もちろん、初めて観る人も楽しめる作品に仕上がる予定という。レギュラーキャストの生瀬勝久、野際陽子らの出演も決まっている。
堤監督は
山田と上田は奇跡のカップリングです。何も言わなくても、ふたりが並んでいるだけで独特の雰囲気が醸し出されるというのは希有なことだと思います。最後だからといって特別な意識はなく、いつもどおり楽しくやっていきましょう。「トリック」だからこそ爽やかに終わりたいですね。ひとつだけ言っておきたいことは、シリーズ初の海外ロケを行うことになりました。非常に暑いロケになるでしょう。それは逃れることができませんので、覚悟してください(笑)
(特設サイトから引用)
とコメントしている。

さよなら!トリック祭り!!
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