東北3県の食材を集めた鍋セット発売
パルシステム生活協同組合連合会では、2014年1月6日から、「みちのく福幸鍋セット」を発売する。
(画像は商品紹介ページより)
東北3県の食材を集め、鍋スープには東北ならではの辛口みそ「仙台味噌」を使用。具材の量は1セット約4人前で、冷凍で届けられる。価格は880円(本体839円)、パルシステムグループの生協に加入すれば購入できる。
セットの食材は、開発チーム「みちのく福幸丸」のメンバーが試食を重ねて選び出した。「かき」「とりごぼう団子」は宮城県、「いか軟骨」は岩手県、「まぐろ腹身」は福島県の水産メーカーが加工。仙台味噌のスープはコクのある味わいで、具材のうまみを引き立てる。野菜をたっぷり入れて楽しめそう、と開発メンバーも納得の味に仕上がった。
復興への願いを込めた商品作り
2011年の東日本大震災で、東北の経済を支える水産業も壊滅的な被害を受けた。
東北の地場産業である水産メーカーを支援する商品作りをめざし、パルシステム福島の組合員が商品開発チームを結成。「みちのく福幸鍋セット」は、復興を果たした後も愛される商品になってほしいと願って作られた。
新たに東北発の商品を開発し、販売することができれば、そこに関わる生産者、加工メーカー、物流会社などで、新たな雇用を生み出すことができる。食べる人が東北に思いを馳せながら家族や仲間と温かい鍋を囲むことが復興支援にもつながる。食べる人も、地域を支えるメーカーもともに幸せになれるように、と思いを込めた商品だ。

パルシステム生活協同組合連合会 プレスリリース
http://www.pal.or.jp/press/2013/131225/