一部の食通のためのもの?いえいえ!
狩猟によって捕獲された、野生の鳥獣の食材を、主にフランス料理で「ジビエ(仏: gibier)」と呼ぶ。本来、ハンターが捕獲した完全に野生のものを指し、その野趣あふれる味わいは一部の食通のためのもの、という印象が強いが、JR東日本グループの「ジェイアール東日本フードビジネス」が、同社の基幹ブランド「ベッカーズ」で、「信州ジビエ鹿肉バーガー」を11月1日から期間限定販売する。
(画像はニュースリリースより)
秋の新グルメバーガー「信州ジビエ鹿肉バーガー」は、長野県産の鹿肉をハンバーグの種に使ったハンバーガー。鹿肉は秋冬の味覚として知られ、高たんぱくな食肉。信州の鹿肉を使用したミートパティに、グリルしたマッシュルームとオニオンを挟み、鹿の出汁・赤ワインのソースと一緒に味わう、野趣あふれるグルメバーガーに仕上げた。価格は単品550円、ドリンク付きセット850円だ。
藤木オーナーシェフが監修
長野県茅野市のオーベルジュ・エスポワールのオーナーシェフ、藤木徳彦氏が監修に当たった。藤木氏は2011、2012年、JR東日本が推進する地域再発見プロジェクトで、信州ジビエ料理としてカレー、シチューなどを期間限定で提供してきた。その縁から生まれたのが「信州ジビエ鹿肉バーガー」だ。
JR東日本グループの6次産業化に向けたものづくりプロジェクト「のもの1-2-3」の一環。販売予定期間は11月1日から1か月間だが、素材がなくなり次第終了となる。対象店舗は、ベッカーズ全店。「カフェ&デリベッカーズ池袋東口店」での販売は行わない。

ベッカーズ
http://www.jefb.co.jp/beckers/