小さく、軽く、ジャマにならない
ユニクロなど、ファストファッションが大量展開したことによって、軽量ダウンジャケットは全国的に一気に普及した。とっても小さく畳めて、軽くてジャマにならないので、カバンに入れておけばちょっと寒いなって時にすぐ取り出せてとっても便利だ。
もともとは、アウトドアのアイテムで、山登りの休憩時などで体が冷えないよう愛用されてきたきたもの。多くのブランドが商品を出しているが、この冬登場したモンベルの「プラズマ 1000 ダウンジャケット」は、Tシャツよりも軽い132gという、世界最軽量の商品だ。
少ない羽毛量で温かさを保つ
「フィルパワー」という羽毛のかさ高を示す単位で言えば、その名の通り何と1000フィルパワー。これは、ファストファッションブランドが700フィルパワー前後だから、かなりの数字。少ない羽毛量で温かさを保てるからこそ、世界最軽量に仕上げることができた。
表面素材は、極細糸「7デニール バリスティック エアライト」で編まれ、軽量化と薄型化実現に貢献している。7デニールというのは、平均的な髪の毛よりも細い値。ダウンの片寄りを抑えるために、独自のキルティングパターンを採用。中間着の利用を想定し、ポケットなどは付いていないが、さまざまな工夫で収納サイズを直径10センチ×高さ14センチと、350ml缶をふたまわり大きくした程度に収めた。
世界最軽量、高品質が評価されて、ヨーロッパ最大のアウトドア見本市で「OutDoor INDUSTRY AWARD 2013」を受賞した。値段は2万6800円と少々張るが、これも最高級品質のダウンを使っているため。タウンユースでも、アウトドアのヘビーデューティーな環境でも、きっといずれでも満足できる性能を発揮してくれるはずだ。

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