ラグジュアリーホテルと学生のコラボで商品開発
ホテル日航プリンセス京都と立命館大学の学生が、共同で「春のカクテル&スイーツ」を開発した。
ホテル日航プリンセス京都は、数年前よりCSR活動の一環として立命館大学の「コーオプ演習」(企業と学生が共同で企業が抱える課題に取り組むインターンシップ)に協力しており、今回は、参加学生11名とともに、「カクテル」と「スイーツ」をテーマに2011年4月から2012年1月の約10カ月に渡って新たな商品開発に取り組んだ。
「美」と「恋愛」と「宝石」と・・・
今回、ホテル側から提示された課題は、「若者が気軽に楽しめる商品を学生の視点で考案してほしい」というというもの。学生たちは、授業の合間を縫ってホテルスタッフと議論を重ね、京都の寺社などの外部の協力も得ながら、アンケート調査に基づいたターゲット層の選択、商品コンセプトの設定、材料の選定、ネーミングなどを行ったうえで、3つの商品化が決定した。
●美容と健康ノンアルコールカクテル「成美-NARUMI-」
(販売価格:700円)
多くの女性に肌から「美」しく「成」ってほしいという思いが込められている。美肌成分、コラーゲンの元であるゼラチンや、ビタミンCを多く含むアセロラ、さらにそのビタミンCの吸収力を上げるリンゴを使用。ノンアルコールなので、お酒が飲めない女性にもおすすめだ。
●恋愛をイメージした甘酸っぱいカクテル「結桜~ゆいざくら~」
(販売価格:1,000円)
若い女性の関心ごとと言えば「恋愛」。そこで、縁結びの神様として有名な京都東山の「地主神社」にある「地主桜」にスポットを当てた。ハート型の氷が溶けるに従って、ベースの甘酸っぱい味から、次第に甘い味へと変化するように工夫されており、恋愛の「酸いも甘い」も楽しめる独創的なカクテルだ。
●高級感あふれる魅惑のスイーツ「春の宝石」
(販売価格:500円)
スイーツは女性にとって「癒しやご褒美」。色鮮やかなフルーツを宝石に見立て、透き通ったゼリーの上には金粉をあしらい宝石のような「高級感」を演出。下の層にはチーズムースと4種類のベリーソースが重ねられており、フルーツの酸味とチーズのまろやかさ、ベリーソースの濃厚な甘酸っぱさにぷるぷるのゼリーの食感と、まさに「宝石箱」のような豪華な一品に仕上がっている。
3月1日(木)から4月30日(月)にかけてホテル日航プリンセス京都にて販売される。

ホテル日航プリンセス京都 「春のカクテル&スイーツフェア」
http://www.princess-kyoto.co.jp/restaurant/201203/pdf/rits.pdf立命館大学 HEADLINE NEWS
http://www.ritsumei.jp/news/detail_j/topics/10147/