あれから1年、応援し続ける気持ちを込めて…
東日本大震災で親を失った子どもたちの支援を目的として、阪急・阪神沿線を中心に展開するコンビニエンスストア「アズナス」「アズナスエクスプレス」を運営する株式会社阪急リテールズは販売するおにぎり1個につき、1円を「あしなが育英会」に寄付する。期間は3/11から4/10の1ヶ月間。
「あしなが育英会」は給付金などの経済的な支援だけでなく、子ども達の心のケアに日常的また長期的に取り組むため、“心を癒す家”「東北レインボーハウス」(仮称)の建設を決めた。集まった寄付金は建設費用や心のケアを手伝うボランティアスタッフの育成などにあてられることになる。
明るい未来のために
震災によって保護者が死亡・行方不明の子ども(0歳から大学院生)の数はあしなが育英会の調べによると1,100人を越える。
両親ともに失った、または行方不明となった:75人
父親を失った、または行方不明となった:632人
母親を失った、または行方不明となった:394人
なかには、もともと父親か母親しかおらず、震災によって両親ともいなくなった子どもが多く含まれているとみられる。
被害の実態把握が進むにつれて、親を亡くした子どもの数も増えることが予想されます。
大きな額の寄付はできない、ボランティアとして被災地に出向くことはできない、けれど支援する気持ちを持ち続けている、そのような人は全国にたくさんいるはずだ。小さなことでも生活の中で自分ができることを実行することが大きな力になって被災者の支えになるだろう。

阪急リテールズ
http://www.hankyu-retails.co.jp/ファイト東北!「おにぎりを食べて東北のこどもたちを応援しよう」
http://holdings.hankyu-hanshin.co.jp/ir/data/GR201203016N1.pdf東日本大震災子ども支援ネットワーク
http://shinsai-kodomoshien.net/?p=1188