バーガーキングより、衝撃の”ビーフとりんごのコラボメニュー”登場!
酢豚に入ってるパイナップル、好きですか~?私は苦手です・・・。常に賛否両論を呼び、なかなか決着がつかない「温かいおかずに入っているフルーツ問題」に、あの大手ハンバーガーチェーン「バーガーキング・ジャパン」が真っ向から挑戦してきた。新バーガーメニューとして『BK RiNGO(BK リンゴ)』を3 月9 日(金)より発売すると発表したのである。
この『BK RiNGO』、なんとビーフパテと厚さ7mmの輪切りりんごのコラボレーション。さらには、りんごとの相性の良さはアップルパイで証明済みの、シナモンもトッピング。シナモンはりんごとビーフを仲良しにしてくれるのだろうか・・・?
ターゲットは女性や子どもを視野に入れており、バーガーキングの人気サイズ『WHOPPER®』(直径5 インチ(約13cm)の超ビッグサイズ)よりひとまわり小さい『WHOPPER® Jr.』で提供。また、ワンコインで気軽に試してもらいたい、と「VALUE CHOICE SET(バリューチョイスセット)」での展開だ。
また、発売日となる3 月9 日(金)から3 月22 日(木)の期間中は、『BK RiNGO』を食べると『BK チキンウィングス(2 ピース)』がついてくるキャンペーンを実施。
なぜ酢豚にパイナップルが入るのか
「酢豚にパイナップル」が物議をかもしていることは、周知の事実。ここにあえて新商品として「ビーフ×りんご」をもってくるとは、バーガーキング開発サイドのかなりの自信と、「常識を覆したい」という心意気が見てとれる。
では、なぜそもそも「酢豚にパイナップル」が受け入れ難いのか・・・。気になったので調査してみた。「教えて!goo」の「教えて!ウォッチャー」でこの問題が取り上げられていたので紹介したい。
まず、「教えて!goo」に寄せられた「パイナップル入り酢豚が許せないという方お答えください」という質問に対し、15名中14名が「許せない」と回答。理由は人それぞれだが、質問者の最終的な結論は、「日本人はおかずをごはんと一緒に食べることが前提にあるため、ごはんに合わないものはうけいれがたいのでは?」と分析している。
一方で、「西洋では、料理は一品一品独立しているものなので、肉と野菜、果物が共存していることに抵抗感がないのでは?」とも。なるほど、一理あるかもしれない。また、ウィキペディア(”酢豚”の項)でも「酢豚にパイナップル」は伝統的なものではなく、清の時代に欧米人の口に合わせるため、または高級感をだすために入れたのが始まりとも。となれば、日本人の好みには合わないのは至極当然とも言える。
そう考えると、今回の『BK RiNGO』は、”バーガー”である訳なので、当然白いご飯と一緒に食べる訳でもない。「酢豚にパイナップル」とは一線を画す新しい味なのかもしれない。
・・・などといろいろ気になっている時点でバーガーキングの術中に見事はまっている気がする。気になるからには一度試してみなきゃ!3月はバーガーキングに行こう。

バーガーキング・ジャパン『BK RiNGO(BK リンゴ)』プレリリース
http://www.burgerkingjapan.co.jp/release/pdf/PressRelease120223.pdf「教えて!ウォッチャー」なぜ酢豚のパイナップルは許せないのか
http://blog.goo.ne.jp/oshiete_watcher/e/18ff79fa226b73a24fb53133b3ea0475Wikipedia(酢豚)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%A2%E8%B1%9A