2012年ヱビスのマーケティングは3本軸を主体に展開
サッポロビールは1月30日、主力ブランド「ヱビスビール」のさらなるブランディングの強化を目指す、2012年マーケティング戦略を発表した。今年のマーケティング戦略の核は、ヱビスの持つ世界観を改めて提起し、“今の時代だからこそ飲みたい、ちょっと贅沢なビール”として「ヱビスビール」を再認識してもらうこと。
具体的には「イメージ強化策」、「ブランド接点の拡大」、「新たな挑戦(新商品への取り組み)」の3つのポイントに基づいて施策を展開し、販売数量で前年比101%となる1,000万函を目指す。
テレビCM強化、記念日設定、新しい味に挑戦
まず「イメージ強化策」として、テレビCMに上期だけで前年を上回る6,000GRPを投入する。幅広い層に人気のメインキャラクター・役所広司に加え、挑戦し続けるヱビスの躍動感にピッタリの俳優・松山ケンイチを新たに起用。より幅広い層に“共感”を得られるようなCM内容にする。
「ブランド接点の拡大」では、記念日の設定やイベント、セミナーの開催、こだわり商品による話題喚起など、サッポロビールが有する全コンテンツをフル活用し、最大限に情報発信を行なう。またヱビスブランドの取り組みを、ユーザーとシェアできるようFacebookなどを活用し接点の拡大を図る。
「新たな挑戦」では、“日本のビールをもっとおいしく”をコンセプトに、「ヱビスビール」の味の深化にチャレンジする。新たなチャレンジとは、ビールのコクとまろやかさ、また清澄化に不可欠な工程である“熟成”に、常識を超えた1年という時間をかける。
1年熟成が成功すれば、これまでにない驚くほど研ぎ澄まされたコクが実現するという。ヱビス醸造技術者の技術と誇り、そして原料と製法へのこだわりによって常識の壁を越え、感動を生むビールを作り出す。

2012年ヱビスブランド マーケティング戦略について
http://www.sapporobeer.jp/news_release/0000020294/index.html