放射能測定を安価に提供する「みんなの放射能測定」オープン
株式会社ヒューマンネットワーク21は、放射能情報を共有するコミュニティサイト「みんなの放射能測定」を開設。専門機関による土壌、食品、水などの放射能測定サービスを開始した。
3月11日の東日本大震災による原子力発電所の事故は、周辺地域はもとより広範囲な地域に放射性物質を拡散した。その結果、農作物や生活環境に対する放射能汚染の心配に常にさらされるようになった。このような不安を抱えて生活する不安とストレスを解消するため、「みんなの放射能測定」では、正確な測定情報を手軽に入手できるシステムを提供し、かつ、たくさんの人々の間で共有することを目指して誕生した。
迅速かつ安価に測定可能なシステムを構築
測定機器には、最高水準の検査精度を誇る「EMFジャパン株式会社製EMF211型ガンマ線スペクトロメータ」を使用。この検出器は、農林水産省が牛肉のスクリーニング検査に使用を認めている米国AMPTEK社製の大型NaI(TI)シンチレータを検出器として採用しており、極めて信頼性の高い測定器だという。
測定サービスにかかる費用は検体などにより異なるが、3検体同時申し込みの場合で1測定6,300円(消費税込み。検体キット送料は含まない)からの提供となる。検体は、所定の検査キットに入れ密封して送付する。到着後3営業日以内に測定を完了し、検査結果をe-mailおよび郵送で報告してくれる。

みんなの放射能測定 ホームページ
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