facebook活用事例、日本最大規模のO2Oキャンペーン
ソーシャルメディアを利用しての様々な集客方法が話題を集めている中、その中でも開催後に当選者のうち75%が実際に来店したという、facebookを利用したキャンペーンの中でも大成功をおさめた事例がある。
そのキャンペーンとは、「コンビニ引き取り型サンプリングキャンペーン」だ。今回はこのプロモーション事例をもとに、facebookプロモーションのメリットについて考えていきたい。
facebookプロモーションのメリット
今回紹介する「コンビニ引き取り型サンプリングキャンペーン」とは、Famiポートクーポンのfacebookページで行われたものだ。
このキャンペーンは、抽選で10000名にサンプリングであるアルコール飲料の6缶のパックがプレゼントされるというもの。既に15000名の参加があったこのキャンペーンは、コンビニに設置されたマルチメディア端末を利用した店舗引き換え型のキャンペーンとして注目を浴びている。
このキャンペーンが「大成功」したと見られているのは、その参加人数からのものだけではない、facebookを利用したプロモーションを活かしきったためでもあるのだ。特に以下の3点が、このキャンペーンを大成功に導いたfacebookプロモーションの特徴であるといえる。
①当選者7500人が店舗に来店、購買に近い形で商品を入手させる効果。このキャンペーンに参加し、当選した内の7500人が実際に店舗を訪れ、該当商品を棚から選んで引き換えを行うという、非常に購買に近い形で商品を入手したことにより、今後そのプレゼント商品が「ついで買い」や「リピート買い」の対象として購入される可能性を高める事ができる。
②参加者のうち70%が、facebookの友人に向けてキャンペーン情報を拡散facebookアプリを通して、話題の商品を無料で入手できる可能性のあった同キャンペーンは、1万人という当選者数の多さも手伝って、facebookユーザーの間で話題となった。
そのため、ユーザーたちはキャンペーン情報を友人達に発信していき、実にその数は参加者の70%にものぼったという。
③キャンペーンのエンゲージメントの長さと、ユーザーの関心の持続。キャンペーンへの参加・当選・受け取りまでのステップをfacebook上で「シェア」できる仕組みになっているため、ユーザーの関心を持続させやすく、いいね!などの反応がfacebook上で多く発生し、合計35000回ものユーザーアクションが発生することになった。
facebookのプロモーションの強さは、ユーザーと企業のつながりを作ることだけでなく、こういったサンプリングキャンペーンなどでも見られている。

アドタイ
http://www.advertimes.com/adobata/article/3635/smmlab.aainc.co.jp/?p=2662