「衣料品の福袋に関する意識調査」をワールドが実施
株式会社ワールドは、関東1都3県の20代~40代の女性500人を対象に、「衣料品の福袋に関する意識調査」を実施し11月25日、その結果を公開した。
まず衣料品福袋の購入予定について尋ねたところ、調査期間の10~11月の段階で「はい」が43.2%と、早い時期から4割以上の女性が「衣料品福袋」の購入を予定していることがわかった。「いいえ」はわずか8%で、福袋購入は女性にとって、お正月の恒例行事になっているようだ。
「福袋の情報はどこから得るか(複数回答)」という質問では、「店舗・店員」の割合が最も高く51.8%。しかし、パソコンと携帯を合わせた「WEBサイトから情報を取得する」女性は、合計で68.22%を数えた。インターネットで情報を収集し、より魅力的な福袋を手に入れたいと考える女性が、半数以上存在する。
並んでも購入するが、中身がわからないのは嫌
「福袋に行列ができていた場合、どのくらいの時間なら並べるか」の質問には、「30分以上~1時間未満」から「3時間以上」の合計が37.8%。4割近くの女性が30分以上並んででも購入すると答えている。新春のイベントとして並んででも手に入れたい、ラッキーアイテムであるようだ。一方で、「並ばない」は24.2%。ネットショッピング利用者増加の原因には、並ばずに買えるという利点も影響しているようだ。
福袋に「入っていて欲しいマストアイテム(複数回答)」は、「アウター」が68.8%と最も高い結果となった。寒さが一段と厳しくなる年始、ほかのアイテムより値の張るコートやブルゾンへの要望が高い。アイテムではボトムスより、トップスが人気。試着しないとウェストのサイズや丈がわかりにくいボトムスより、当たり外れの少ないトップスが喜ばれるようだ。
「福袋を選ぶときのポイントとして当てはまるもの」との問いには、「中身がわかる」をポイントに上げている女性が81.6%。福袋への不満では、「いらないものが多い」(76.2%)、「試着できない」(65%)、「中身が分からない」(59.4%)の順に高いことも判明した。
最近では、入っているものが事前に確認できる福袋も販売されており、「中身が分かる福袋」が増えれば、不要なものを買う必要がなくなるので、より満足して購入できる女性が増えそうだ。
株式会社ワールド