北海道の「ブランド米」
ここ数年の間、いわゆる「ブランド」のついた農産・海産品があちこちで見られるようになり、また、地域活性にも一役買っている。ホクレン農業共同組合連合会では、北海道のブランド米「ゆめぴりか」の全国販売を開始した。
この「ゆめぴりか」はまだ本格的な生産が始まって3年。しかし、今年10月には女優、桐島かれんさんを起用したテレビCMを大都市圏を中心に放送している。これまで北海道内でしか知られていなかった「ゆめぴりか」の認知度を拡大させるために乗り出したのは4人の広告クリエイターだ。
クリエイターたちの支え
今回の「ゆめぴりか」のCMの制作を担当したのは、佐藤卓さん、中島信也さん、上田義彦さんらトップクリエイターたちだ。3人が共同で「ゆめぴりか」CMの撮影にかかったのだ。さらに、宣伝会議の「コピーライター養成講座」の修了生でもある北海道電通のコピーライター、中川裕之さんがキャンペーンのコピーライターを務めた。
中川氏は宣伝会議の報道によると
「北海道では、CMプランナー・コピーライターがキャンペーン全体を導くクリエイティブディレクターとしての役割をも担うことがあります。広告物のクオリティを高めるだけでなく、方向性・ゴールを定められるクリエイティブディレクター的な感覚・能力が求められると感じていますし、そこが仕事のおもしろさでもあります」
と述べたという。
地域におけるクリエイターの役割は、その地域を知ることから始まるのだろう。

アドタイ
http://www.advertimes.com/20111116/article39794/ゆめぴりか
http://yume-pirika.jp/