「ソーシャルメディアの商用利用に対する意識調査」報告
シックス・アパート株式会社は10月21日、「ソーシャルメディアの商用利用に対する意識調査」を実施し、調査結果を発表した。 この調査は、Twitter、Facebook、ブログなどのソーシャルメディア利用に関するユーザーの意識を把握し、企業のマーケティングやPR活動への効果的なフィードバックを行うことを目的に行われた。調査対象者は、全国のブロガーおよびブログ読者。
今回の調査結果によると、企業のTwitterをフォローしたことのあるユーザーは76.2%。Twitterキャンペーンに応募したことのあるユーザーが59%、さらに2度以上応募したことのあるユーザーにいたっては48%と、多数のユーザーが、企業のTwitterアカウントの利用していることが明らかになった。企業のTwitterに抱いているイメージでは、「情報が新しい」と感じているユーザーが最も多く、56.4%であった。
Twitterは最新情報、ブログには精密な情報を要求
企業のFacebookページの「いいね!」ボタンを押したことのあるユーザーも、55.2%と高かった。逆に企業のブログを定期的に訪れる人は37.3%で、TwitterやFacebookに比べると数値が低かった。しかしユーザーがブログに抱くイメージは、「情報が信頼できる」41.6%、「知りたいことが詳しくわかる」30%であり、TwitterやFacebookでは得られない、より精密な情報がブログに求められていることがわかった。
ブログを知ったきっかけも、38.9%は「ソーシャルメディア」と答えており、ブログとソーシャルメディアの併用が、企業認知の効率的な方法であるといえる。ソーシャルメディアを日常的に利用するユーザーにとって、企業の運営するTwitter、Facebook、ブログに接触することは一般的な状況であり、これらのメディアを活用した企業のマーケティングやPR活動が受け入れられていることが明確になった。
ソーシャルメディアの 商用利用に対する意識調査 Six Apart