ソーシャルコマースサービスで、Facebookでの販促が簡単に行える
楽天株式会社は、自社が運営するインターネットショッピングモール「楽天市場」に出店している店舗を対象に、ソーシャル・ネットワーキング・サービスを活用した販促事業「楽天 S4(エスフォー)」の提供を、10月6日より開始した。
「楽天S4」は、出店店舗の「Facebookページ」や「mixiページ」の制作を代行し、企業が簡単にソーシャルメディアを活用できるようにするサービス。楽天はこれまでにもメールマガジン配信やブログ、レビュー機能などを設けて、店舗の販促活動をサポートしてきた。さらに今回の「楽天S4」の提供を加えることで、店舗とユーザー間の双方向的なコミュニケーションの活性化や、従来の方法では獲得が難しかった潜在的な顧客の囲い込みを目指す。
商品データ連動システムで、Facebookページにも商品情報を瞬時に投稿
「楽天S4」サービスの具体的な内容としては、店舗の企業ページを楽天が制作代行するほか、楽天市場の商品データと自動連動する機能を提供する。これにより店舗は、楽天市場内の自社ページに商品登録を行うだけで、自動的にSNSページにも商品情報を投稿できるようになる。
まず第一弾として、Facebookに企業ページの開設を行ない、その後年内中にはmixiへの展開を予定している。利用料金は年内は無料だが、来年以降は利用料月額3,000円と、それにプラスして売上金の1%が課金される。
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