「敬老の日」プレゼント調査
17日は「敬老の日」だが、まだプレゼントを買っていないという人も多いのではないだろうか。
ビデオリサーチが実施したアンケート調査によると、祝う側が、敬老の日のプレゼントに贈りたいものベスト3は「食べ物」22%、「一緒に食事」21%、「お花」15%だった。
このほか、「衣類」や「健康グッズ」などの“アイテム系” を贈ろうと考えている人も多い。
一方、祝われる側は「なし・不要」が48%でトップ。「一緒に食事」13%、「何でも嬉しい」「気持ちで充分」7%と、上位に具体的なプレゼントはランク・インしなかった。
食事のほかにも「遠距離在住の孫からの電話」「会話」「手紙」といった、コミュニケーションを重視する回答が目立つ。形のある「モノ」を貰うより、敬老の日をきっかけに子や孫と交流したいという思いが強いことがうかがえる。
ハッピーマンデー以降、プレゼントは減少傾向
ビデオリサーチが毎年実施している調査によると、2003年のハッピーマンデー制度導入で「敬老の日」が9月の第3月曜日となり“三連休の一部”へと変わってから、「敬老の日」に贈り物をする人の割合は減少傾向にあるという。
独立した祝日でなくなったため、ほかの連休と同じような感覚で、敬老の日を意識することが少なくなったのかもしれない。
また、若々しくアクティブなシニアが増えているため、「老人」扱いすることに抵抗を感じるという意見も見られた。プレゼントがなくても家族揃って秋の祝日を過ごすだけで、充分に喜ばれるだろう。
プレスリリース/株式会社ビデオリサーチ
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