本格芋焼酎の蔵元8社が共同企画「荒濾過焼酎」発売

日本酒類販売株式会社(本社　東京都中央区)は、本格芋焼酎の蔵元8社の共同企画により、「荒濾過焼酎」8商品を、8月23日から全国で発売すると報道発表した。

発売される「荒濾過焼酎」は以下の通り。



蒸留したばかりの焼酎は白濁している。原料に高級脂肪酸エチルなどの油性成分を含むためだ。こういった成分は、焼酎のうまみ・個性につながる成分である一方で、管理方法によっては品質を劣化させる場合もある。

そこで、多くの商品では濾過を丁寧に行い、過剰な油分をとりのぞくのが一般的だ。ただ、濾過によりうまみも減らしてしまうので、濾過の管理には各社が細心の注意を払っている。



今回発表された「荒濾過」の商品は、濾過を最小限に押さえ懐かしい焼酎の味わいを再現。蔵元ごとの個性を楽しむことができる。

「荒濾過」は、酒造会社8社の協力により、一般の消費者に、より幅広い本格焼酎の世界を楽しんでもらおうと企画された。主な販売場所は、酒販店、スーパー、コンビニエンスストア、ホームセンター、ドラッグストアなどになる。




『本格芋焼酎の蔵元8社との共同企画：「荒濾過焼酎」8商品』を発売
http://www.nishuhan.co.jp/news/detail/copy_of_20120528.html