フランス人の優雅な食習慣
「アペリティフ」とは、フランスを代表する食習慣。食事を始める前に、軽いおつまみで一杯やりながら仲間と談笑するこの優雅な時間を、フランス人はとても大切にしているようです。日本で言うところの、いわゆる「0次会」のようなものでしょうか。
フランス農水省は、この「アペリティフ」の時間を世界中の人々に楽しんでもらいたい、と、2005年より
6月第1木曜日を
「アペリティフの日」と制定し、世界各地でイベントを開催しています。
フランスの食に関わる記念日というと、日本でもすっかり定着した11月第3木曜日「ボジョレー・ヌーボー解禁」。この「アペリティフの日」も、昨年2011年には東京、京都、横浜、大阪など11都市でイベントが開催され、年々認知度を上げていっています。
フランスの美食を堪能するイベント、全国で。
イベント開催も9年目を迎える今年。日本では
東京、京都、大阪、横浜、埼玉、千葉、名古屋、岡山、土佐、宮崎、仙台
の11都市において「アペリティフの日」のイベントが開催され、ワインなどのドリンクや、シェフによるアミューズ(一口おつまみ)が振る舞われる予定です。
最大規模が見込まれる東京会場では、
フレンチのトップシェフが集結し、腕によりをかけた
オリジナルアミューズを提供。今年のテーマ食材となっているのは、
・ROUGIÉ社 フォアグラ(フランス産)
・SAVEL社 コクレ(オスひな鶏;フランス産)
・JA全農 和牛(福島県産全頭検査済み)
の3つ。
どれも、なかなか口にすることのできない高級食材です。
また、アミューズに合わせて、フランス各産地のワイン、カクテルなど飲み物を用意。ソムリエ、バーテンダ-など、プロのサ-ビスマンによる飲料ブースが展開されます。
チケットは
前売りのみで、「アペリティフの日オフィシャルチケットサイト」で販売中。価格は、時間帯や会場によって異なり、3,500円~5,000円で、当日会場で使える15枚のク-ポン(アミュ-ズ×10枚、ドリンク×2枚、ドリンク100円引き券×2枚、お皿交換券×1枚)がついてきます。
普段、ちょっと敷居の高いフランス料理。この機会にちょっとのぞいてみてはいかがでしょうか。

フランス食品振興会 「アペリティフの日in Japan」
http://www.franceshoku.com/aperitif/「アペリティフの日2012」 オフィシャルチケットサイト
http://aperitif.jp/