ヱビスがついにビールを極める!
現在、サッポロビールでは、同社の伝統ある高級ビール「ヱビス」を
一年間熟成させるという前代未聞のプロジェクトに挑戦している。
その名も
「ヱビス一年熟成(仮称」。
熟成にかける「1年」という期間だが、これは通常のヱビスの熟成期間の
約1.5倍にあたる。これだけの長期熟成を成功させるには、卓越した温度管理、酵母管理が必要となる。
多くの困難が予想されるこの企画、当初は製造部からの反発が強くなかなかGOサインがでなかったが、商品開発部からの
「ヱビスの価値を伝えるために造りたい!!」
という熱い想いが、やがて製造部を動かし、ようやく企画の始動に至った。5月現在、仕込みと発酵を終え、熟成期間の真っ只中にある。
「ヱビス」だからこそできること
「ヱビス一年熟成(仮称」のこだわりは、通常のヱビスに比べて麦芽量を大幅に増やし、
「ヱビス香」と呼ばれる芳醇な香りとコクを、
ヱビス史上、最大限引き出すことを目指している。
また、もうひとつの新たなチャレンジが。それは、アルコール度数だ。通常、ビールのアルコール度数は4%~5%といったところだが、「ヱビス一年熟成(仮称」では、これを大幅に上回る
8%に設定。高アルコール度数にすることで、より深く、よりまろやかに仕上がる。
これらの数々の挑戦に耐えられるのは、「ヱビス酵母」という特別な酵母の力があってこそ。長期熟成そのものは他のビールでも可能だが、
「本当においしいと思えるものは、ヱビスだからこそ造ることができる」と、商品開発部のメンバーは胸を張る。
年末をお楽しみに!
気になる「ヱビス一年熟成(仮称」の
お披露目は今年12月の予定だ。最高のビールをゆったり楽しみながら、去りゆく2012年とこれから来る2013年に想いを馳せてみる、というのはいかがだろうか。
※詳しい購入方法などは、今年8月ごろ、公式サイトにて発表される予定。

株式会社サッポロビール「ヱビス一年熟成(仮称」公式サイト
http://www.sapporobeer.jp/yebisu/jyukusei/index.html