スマホ利用者男性26.2%、女性4.6%
ソフトバンクは3月30日、「ビジネスパーソンのネットメディア接触に関する調査」結果を公開した。
この調査は、ソフトバンク・ヒューマンキャピタル株式会社が運営する転職サイト『イーキャリア』が
20~39歳のビジネスパーソン計400名に対して、インターネットを通じておこなったものだ。
アンケートの結果、「
出勤中」にインターネットを利用する人は
3割強の126名(男性61名、女性65名)で、そのうちスマートフォン利用者は、
男性は26.2%と4人に1人以上となったが、
女性は4.6%と少なく、男女差が見られた。
20代はテレビよりもネット。30代はその逆
各メディアーへの1日の平均接触時間は、「インターネット」148分、「テレビ」135分、「新聞」13分だった。年代別で見ると、20代では
インターネットへの接触時間が一番長く、逆に30代ではインターネットよりも
テレビに接触する時間が長かった。
若者が好きなのは「mixi」
登録しているソーシャルメディアの1位は「
mixi」、2位「
GREE」、3位「
モバゲー」だった。
いずれも4割以上の回答者が登録しており、これらの媒体が若い世代のビジネスパーソンに、広く浸透していることがわかった。「Twitter」は4位(32.0%)、「Facebook」は5位(25.0%)、「Google+」は6位(8.0%)だった。
仕事にネットを使うの目的は「情報収集」
仕事におけるソーシャルメディアの利用用途を複数回答で聞いたところ、「
仕事の情報収集に利用している」22.3%、「仕事の連絡に利用している」10.3%、「会社がビジネス上の情報発信をしている」9.8%となった。
またソーシャルメディアで、ビジネスで付き合いのある人と交流している媒体で一番多かったのが、「Facebook」だった。
ソーシャルメディアでの実名公開についての意識や実態を聞いたところ、『プライベートな目的で実名公開をしている』は29.5%となり、
3割近くの人がプライベートな目的で実名公開をしている。
一方でビジネス目的での実名公開は、14.5%に留まった。しかし、「
現在行っていないが、今後は行うかもしれない」と回答した人は17.4%おり、将来的には仕事上でも実名公開を検討したいと考えている人が、2割程度存在していることがわかった。

ニュースリリース/ソフトバンク・ヒューマンキャピタル株式会社
http://www.softbankhc.co.jp/press/release/2011/20120330