東京のバーをめぐるキャンペーンがなぜ注目される?
ウイスキーを販売するシーバス・リーガルが行っている「アロマ・オブ・トーキョー」キャンペーンが将来的な広告の可能性を広げるとの記事が英国のインディペンデント紙で掲載されています。
キャンペーンは携帯電話と衛星利用測位システム(GPS) 機能に、ソーシャルネットワークサービスも絡めたもので、携帯電話の画面にキャンペーンに参加しているバーまでの道筋を表示するなど工夫がされています。
シーバスの「アロマ・オブ・トーキョー」キャンペーンとは
このキャンペーンはAR(拡張現実)技術と位置情報サービスを組み合わせたもので、日本初の試みとして取り組んでいます。
キャンペーンに参加している85か所のスポットにいくとポイントを獲得できるというもので、バーでは2ポイント、その他のスポットでは1ポイントが加算されます。85ポイント以上を獲得するとオリジナルグッズのプレゼントに加え、抽選で18名にシーバスリーガル18年があたります。
AR技術の今後の発展に期待
ARは実際に見える情報に、デジタル機器などで情報を加える技術です。昨年はダブリンで行われた宝探し「the opening of a bar called Copan(http://find.copan.ie/)」で利用され、話題を集めていました。
今回は携帯電話の情報を実際の地図と重ね合わせてバーまでの道筋を表示する点で活用されおり、今後のマーケティングにおけるAR利用の改善にヒントを与えるものだと評価されています。
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