学生達の力作、ついに完成
秦野市観光協会が、東海大学観光学部に所属している学生と共同で製作していたノベルティグッズが、このほど完成した。ノベルティグッズは、グッズからロゴのデザインまで学生達が試行錯誤を繰り返した末に完成させた力作だ。
同協会では、ノベルティグッズを2年間に1度製作しており、秦野市内のイベント出席者らに秦野市の存在をアピールする粗品や賞品として、あるいは市外へ訪問する際の手土産として利用している。
若者らしいノベルティを提案
過去にはキーホルダーや手ぬぐいなどのノベルティを製作していたが、それらは他の観光協会、企業などでも製作されているものも多く、斬新さに欠けるものが多かった。
斬新さを取り入れるために観光協会は若者視点で製作されたグッズを製作するため、東海大学の観光学部に打診し、観光学科の学生8名が参加してプロジェクトを開始した。
学生達は7回に渡る会議に加え、自主的に教室でアイデアを出し合うなどしてノベルティ作りに取り組み、ポータブルチェアを考案。さらに学生達はロゴマークのデザインも手がけ、ローマ字の「HADANO」を家族に見立てた親しみやすいデザインを考案した。
プロジェクトで学生達をまとめ上げた本田量久准教授は、
「大学が地域とかかわり、観光や地域を盛り上げていくことを肌で感じられる良い経験になった」
と意義を話し、また観光協会も若者らしいユニークなグッズができたことに満足していると語った。
秦野市観光協会タウンニュース