男女500名への調査で判明
I&S BBDOが、震災後の企業マーケティング、コミュニケーションの方向性を探る社内プロジェクトを発足させた。その一環として20歳から69歳までの男女500名を対象に「放送されても良いと思うテレビCM」に関する調査を実施し、5月12日に調査結果を公表した。
アルコールへの許容度も回復
震災直後には、食料品や日用雑貨、飲料などの必需性が特に高い業種に対する許容度が高く、全体の6割が「放送されても良い」と回答していたが、震災1ヶ月以降はインテリア、自動車などの必需性の低く嗜好性の高い業種でも6割まで回復。アルコールへの許容度も62%に達し、以前の感覚に近づきつつある。
さらに望ましいと思うCMの雰囲気は、震災直後は「心を癒してくれるもの」に共感が集まったが、震災1ヶ月以降はポジティブな内容のものが急伸。逆に励ましのメッセージには食傷気味になりつつあることも伺えた。
アドダイI&S BBDO