放射性物質で危機感
東京電力福島第1原子力発電所の事故の影響で、福島や茨城県産の野菜などから国の基準値を超える放射性物質が検出されたのを受け、消費者の食材に対する危機感は高まっています。自分の口にする食材がどこ産か非常に気になるところです。
独自の検査で安心アピール
モスフードサービスでは福島、茨城、群馬、栃木の4県の契約農家から調達している野菜について、独自に放射性物質の検査を行うことにしました。被災地復興のためにもあえて産地を変えませんが、安全性をアピールして顧客に安心して食べてもらうためです。
ゼンショーでも独自に検査
牛丼チェーン「すき家」などを展開する外食大手のゼンショーでも、福島県産の牛乳は使用していないこと、茨城県産のホウレンソウについては、国内基準、国際基準に照らして安全であると確認ができるまで使用を停止する旨発表しました。出荷制限の対象になった入荷済みの野菜をすべて引き揚げ、独自検査で安全性を確認するとのことです。
各企業、独自に安全性をアピールして、停電と放射性物質騒ぎで客足の減った現状打破に取り組んでいます。

モスフードサービス
http://www.mos.co.jp/index.phpゼンショー食の安全情報室
http://www.zensho.co.jp/fspu/index.html