愛校心高める効果も
大学発のユニークなキャラクター商品・オリジナルグッズが増えていると、YOMIURI ONLINEが報じている。
名古屋大学の生協では、ノーベル物理学賞を受賞した益川先生の似顔絵が描かれたせんべいや饅頭などの菓子を販売している。もちろん本人の了解は取っている。
学章から生まれたキャラクターも
佐賀大学では学章に描かれているカチガラスをもとにして作られたマスコットキャラクター「カッチーくん」のマグカップを販売している。島根大学でも大学のオリジナルキャラクター「ビビット」のグッズが人気だ。
また、横浜国立大学では07年から「ハローキティ」の根付けの販売を開始。大学限定という希少性からか、オープンキャンパスなどで訪れる高校生に特に人気を集めているようだ。
こうした傾向について早稲田塾総合研究所主任研究員の倉部史記氏は
「少子化で大学はPRに力を入れている。キャラクターを用いたグッズは、在校生の愛校心を高め、受験生らへのアピールにもなっているようだ」
と分析している。
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