例年より早い開催
いちごの主産地9県から成り立つ「いちご主産県情報交換会」が、1月14日に東京都港区浜松町の文化放送1階サテライトプラスでいちごの合同販促会「いちごフェア2011」を開催した。
食べ比べて味の違い楽しんで
通常、都内のいちごフェアは出荷が最盛期となる3月ごろに開かれていたが、今年はいちごの味が一番いいといわれている1月に時期を早めて行われた。
「品種競争をするのではなく、各地の代表的な品種のおいしさ、形などの違いを食べ比べて楽しんでもらうことでイチゴを好きになってほしい」
という狙いがあり、合同販促会では宮城の「もういっこ」や栃木・茨城の「とちおとめ」、福岡の「あまおう」など9県8品種のなかからそれぞれ1個ずつ4パックを1箱にまとめ、1500円で発売した。
なお、23年産のいちごは、猛暑の影響で発育が遅く書道は鈍かったが、現在の出荷量は平年並みにまで持ち直しているという。
JA農政農協ニュース