配信頻度高いほどファン数増える
株式会社IMJモバイルは9月27日、「Facebookに関する企業とユーザーの意識調査」の実施結果を発表した。
Facebookページを運用する企業にファン数を尋ねたところ、「99人以下」が過半数を占め、「1000人以上」は22%と、小規模なFacebookページが多数存在していることがわかった。さらにFacebookページでの情報配信頻度を尋ねたところ、「1日に1回以上」が49%、半数の企業が毎日情報を発信している。情報配信頻度別のファン数を見たところ、配信頻度が高いほどファン数は多くなっており、こまめな配信がファン数を増やす効果を高める結果となっている。
Facebookに効果がある業種は、小売
業種別にFacebook運用効果をみると、「小売・店舗」が、他業種に比べ「購買促進」「店舗誘導」に最も効果をあげており、実際に商品購入をするユーザーも多い。売上にFacebookページがもたらす効果が一番期待できる業種であることがわかった。
「生活消費財を扱うメーカー」では他業種に比べ、「関心喚起」「顧客ニーズの吸い上げ」効果が実感されており、ユーザーはFacebookページを見ることで、商品に興味を持ち、購入意欲を高めている。
「耐久消費財を扱うメーカー」では、多くの企業が効果を実感しており、直接顧客の反応を見ることができる場所と捉えている。ユーザーは好きな企業・ブランドのFacebookページを定期的に閲覧、検索をすることで商品知識を深めているようだ。
「サービス業」では「認知拡大」「関心喚起」に期待したものの、他業種に比べ実感できる効果は少なく、ユーザー側からのアクションにも大きな態度変容は見られなかった。
Facebookに関する企業とユーザーの意識調査 IMJモバイル