「食べる」ことをもう一度見つめ直してみよう
国連の食糧支援機関である認定NPO法人「国連WFP協会」では、「WFPエッセイコンテスト2011」を開催中だ。同コンテストは、生きていくために欠くことのできない「食べる」ことの大切さ、飢餓で苦しむ世界中の人たちのことを大人から子どもまで、幅広い世代に考えてもらうことを目的に行われる。
応募1作品につき、給食約1食分(30円)が寄付される
今回のエッセイコンテストは、「『食べる』を考える」というテーマでエッセイ作品を募集。応募1作品につき、給食約1食分(30円)が特別協賛企業の協力により国連WFP協会に寄付され、途上国の学校給食支援に役立てられる仕組みになっている。
地球上には、すべての人々が食べるのに十分な食糧がある。それにもかかわらず、世界では7人に1人もの人々が空腹に苦しめられており、多くの子どもたちが飢えや栄養失調のために命を落としている。先進国である日本においても、東日本大震災の甚大な被害を通して、「食べる」ことの大切さを改めて考えさせられることが多い。同コンテストを通じて多くの人々が「食べる」ことの意味を見つめ直すきっかけになり、数多くの作品が寄せられることを期待していると「国連WFP協会」は語っている。
コンテストの詳細、および世界の飢餓状況、さらに「食べる」に関する情報については、WFPエッセイコンテスト専用ウェブサイトで確認してほしい。10月15日(土)締切。
国連WFP協会「WFPエッセイコンテスト2011」