子育てをインターネットから情報支援
神奈川県は「かながわ子ども・子育て支援月間」キャンペーンの一環として、同サイトにてUstreamを活用した子育て情報の動画配信サービスを開始した。親子にうれしい情報が掲載されたチラシなど紙媒体を動画で見せるものとなっており、好評だ。
映像配信を担当しているのは、クリエイター支援スペース「自在関内オフィス」(横浜市中区)とアーティスト・須永健太郎氏。企画は、県から事業を委託されている相鉄エージェンシーだ。動画では、須永氏が創作した独特な人形「念形」が情報の案内役になっている。
インターネットでの情報配信が苦手な団体も支援
子育てを支援する事業を行っていたり、親子で参加できるようなイベントを積極的に行っていたりしていても、インターネットに関する技術がない、IT関連が不得意で、効率よく情報を発信できていない団体も多い。そうした団体の告知情報や報告も、この動画配信のスペースを掲示板的に利用することで、手軽にネット配信ができる。県として、よりきめ細やかな子育て支援が可能だ。
画面上のスペースには、プラレールなど子どもの興味を引く飾りもアクセントに配置されるなど、親子で見ても楽しいものに仕上げられている。これまでの広報といった紙媒体に比べ、ネット上に情報として動画で配信されるから、手軽でわかりやすく、世代を問わず情報として利用しやすい。こうした活動が広がっていくことは、利用者側にも提供団体側にも、望ましいことだろう。
掲示依頼はファクシミリ、メール、郵送で受け付けている。今回の動画配信は8月31日まで。
かながわ 子ども・子育てキャンペーンサイト