都をあげて子育て支援
1日、東京都福祉保健局は、株式会社みずほ銀行(都内有人拠点192店)と協働で『子育て応援キャンペーン』を実施することを発表した。
これは『「10年後の東京」への実行プログラム2010事業』の一環で、“安心できる少子高齢社会の都市モデルを創造する”、“子供を産み育てる家族を社会全体で支援し、少子化を打破”として行われている。
同銀行も、行内の段差解消や接遇向上など、ハード・ソフト・ハートのあらゆる面においてバリアフリーとユニバーサルデザイン化の「ハートフルプロジェクト」を2005年から推進しており、その経験を活かして今回のキャンペーンにも意欲的に取り組みたいとしている。
キティーちゃん登場!
事前の意見交換会では、子供連れで銀行を利用する際にもっとも困るとの意見が多かったのが待ち時間で、今キャンペーンはその対策を中心に展開される。ロビー担当者はワッペンを着用し、子供連れの顧客が来店すると積極的に声かけして安心感を与える。対象者にはキャラクターの入ったティッシュや折り紙を配布するほか、子供向けに絵本の貸し出しなどを行う。
さらに都内10店舗のATMコーナーでは、ベビーカーなどで来店の顧客に、コーナーの一部を「優先ATM」にするほか、都内6店舗にキッズコーナーを設け、子供が遊べるようにする。期間は平成22年11月1日から平成23年3月31日までだ。
東京都みずほ銀行