その量、なんと年間47,000トン
昔と比べてコンビニやスーパーに並ぶ“お茶”の種類や量が増えたことは実感するが、日本茶飲料の売上拡大にともなって製造過程で排出される茶殻の量も年々増加していることは、消費者の私たちはあまり関心を持っていないかもしれない。
「お~いお茶」をはじめ日本茶飲料を販売する『伊藤園』の2011年度の茶殻の排出量は約47,000トンにもなる。伊藤園は、茶殻を資源として有効活用する研究に取り組み、独自のリサイクル技術“茶殻リサイクルシステム”を確立している。
お茶の香りで癒しの空間を演出
そのリサイクルシステムによって、茶殻を紙パルプに配合した2014年版「茶殻入りエコ・カレンダー」を、トーダンと共同で開発した。浮世絵師・葛飾北斎の絵を現代風にデザインした絵柄を印刷し、『北斎カレンダー』という名称で、壁掛けタイプと卓上タイプの2種類を販売する。(1部1,000円)
「北斎カレンダー」には、100部あたり『お~いお茶』500mlペットボトル約300本分の茶殻を配合しており、紙原料の使用量削減につながっている。
お茶の香り、消臭・抗菌効果のある「北斎カレンダー」をオフィスデスクに置けば、スッキリさわやかに仕事もはかどるかも?「和」のテイストがアジアンな部屋や和室のインテリアにもぴったりだ。

伊藤園 ニュースリリース
http://www.itoen.co.jp/news/detail/id=23221