「楽天市場」がトップに返り咲き
日経BPコンサルティングは12月21日、「
Webブランド調査2012-秋冬」(2012年10月実施)を発行、発売した。Webブランド調査は企業などが運営する日本の主要Webサイトを対象に、「アクセス頻度」、「サイト・ユーザビリティ」、「コンバージョン」、「サイト・ロイヤルティ」「態度変容」、「波及効果」をインターネットユーザーが評価したもの。
調査の結果、Webサイトのブランド力を評価する、「Webブランド指数ランキング」の第1位は「
楽天市場」だった。第2位に「
Amazon.co.jp」、第3位は前回トップだった「
Yahoo! JAPAN」の順となった。
男女別では男性が「Amazon.co.jp」、女性は「楽天市場」を最も高く評価した。「Yahoo! JAPAN」は前回のトップから3位にランクダウンしたが、男性の評価はむしろ高くなっている。
サントリー、前回に続き高評価
ネット専業を除く一般企業の「Webブランド指数ランキング」の第1位は、前回同様「
サントリー」だった。総合ランキングでは第7位。
今回はユーザーの、製品やサービスに対する関心度が特に高く、口コミも影響して関連スコアが上昇した。また、トップページをリニューアルして、製品やソーシャルメディアの公式アカウントへのリンクがわかりやすくなったことも、高評価の一因と考えられる。
「サントリー」に続いたのは、
ANAの「予約・空席照会・運賃案内(国内線)」。総合ランキングでは第10位だった。
Webサイトの利便性と信頼性が高く、サービスの購入意向も強い。創立60周年のメッセージや、スマートフォンでのサービス拡充などのトピックスをサイト内で紹介するなど、きめ細かな情報提供が、サービスに対する期待を高めたと考えられる。
上位サイトに共通した傾向としては、利用者の
アクティブ度が高いという特徴がみられた。一般企業に限定した上位サイトでは、
製品やサービスの訴求が人気につながっている。

ニュースリリース/株式会社日経BPコンサルティング
http://consult.nikkeibp.co.jp/consult/news/2012