感情認識パーソナルロボットPepperを接客スタッフに採用
ネスレ日本株式会社とソフトバンクロボティクス株式会社は、世界初の感情認識パーソナルロボット「Pepper」を、「ネスカフェ」のコーヒーマシン売り場に配置、接客に活用することを発表した。
2014年12月から、全国の家電量販店でPepperによる接客を導入し、2015年末までに1000店舗規模での実施を目指している。
Pepperが売り場を楽しく 消費者ニーズ分析の役割も
Pepperは最新の技術により、なめらかな動きや人の感情を推定する機能を備えたロボット。人間らしい身振りを交えながら話すPepperとの会話によって、親しい友人や家族と過ごしているかのような楽しいコミュニケーションを体験できる。
このPepperは、2014年6月からすでにソフトバンクショップのクルーとして活躍している。今回の企画は、Pepperに「ネスカフェ」専用のアプリケーションを搭載して実施される予定だ。
Pepperは詳しい製品の説明だけでなく、客との会話を通じてニーズを把握し、さらにニーズにぴったりのマシンを提案するといった能力を持っている。そのため訪れた人は、ロボットとの会話を楽しみながら品物を選ぶという、新しいショッピング体験を味わうことができる。
さらにネスレでは、Pepperと客との店頭での会話を通じて消費者ニーズを分析、製品やサービスの改善にも役立てたいと考えている。
(画像はプレスリリースより)
ネスレ日本株式会社 プレスリリース
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