地域の食のトレンドを把握して売れる食材を店頭に
クックパッド株式会社は2014年9月9日、食の検索データサービス「たべみる」にて、「たべみるLite」のサービスをリリースした。
(画像はニュースリリースより)
「たべみるLite」は、レシピサイト「クックパッド」の検索キーワードから食のトレンドが把握できる小売業向けのアプリ。同社では「クックパッド」の「特売情報」を利用するスーパーなどに、「たべみるLite」を無償提供する。
ランキングでわかる 「きてる」「くるかも」食材
「たべみるLite」は、スマートフォンで操作が可能。「きてるランキング」では、店舗が所在する地域で検索が伸びている食材やメニュー名がわかるので、商品仕入れや販促活動に役立つ。
「総合」「料理」「野菜」などのカテゴリー別に、去年より検索頻度が上がっており、 しかもこの時期によく検索される旬のキーワードを表示できる。なお、ランキングはクックパッド独自の方式で算出している。
「くるかもランキング」では、前年データを参考に、これから検索が増加する可能性のある食材やメニューを見ることができるので、季節や消費者の動向を先取りした販促活動に有効だ。
また、「組み合わせキーワードランキング」では、あるキーワードとよく組み合わせて検索される語と、その組み合わせで検索したとき表示される人気レシピがわかる。
レシピをタップすると、写真と材料のみが表示できるので、仕入れ、陳列すべき食材が一目でわかる。もちろん、レシピの詳細を見ることも可能だ。
クックパッドでは、今後も検索キーワードなどを活用し、食材を求める消費者と食材を提供し売り上げを向上したい食品製造業、流通業、小売業の両者に便宜を図り、販売促進活動を支援する方針だ。
クックパッド株式会社 ニュースリリース
https://info.cookpad.com/press/2014/0909