蛍光ペンと専用アプリでデジタル暗記シート作成　ぺんてる「AnkiSnap」発売

学生時代にずいぶんお世話になった蛍光の暗記ペン。試験前、オレンジや緑色のシートを使って必死に勉強した記憶がよみがえる人も多いはずだが、時は流れてスマートフォン時代の今、大手文具メーカー「ぺんてる」（本社・東京都中央区、和田優代表取締役社長）が、アプリを使って暗記ペンの機能を再現するイマドキの商品「AnkiSnap（アンキスナップ）」を発売した。


（画像はニュースリリースより）

アンキスナップは、オレンジ、ブルーの2種類の蛍光ペンと、スマホの専用アプリを組み合わせた新しい文具。撮影画像の中から色を抽出する技術を利用し、それぞれ異なる機能を持たせており、価格は各色525円（消費税込み）となっている。

オレンジの蛍光ペンは、引いたライン部分にアプリ上でマスクをかけることができる。画面をタッチするとマスクが解除され、下の文字が現れ、スマホを暗記シートのように活用できる。ブルーの蛍光ペンは、ラインで囲った部分を画像として読み込めるため、電子スクラップとして活用できる。


通学途中の電車やバスの中でも、スマホを取り出せばすぐ、作成した暗記シートやスクラップの情報を使って暗記学習ができる。アプリの暗記シートは、覚えた部分のマスクを外して保存でき、苦手な部分のみマスクを残して繰り返し学習することが可能だ。

パッケージにはアプリを1年間使えるシリアルコードを同梱しており、価格は専用アプリを含めた設定。対応機種はiPhone5、iPhone4S、iPod touch（第5・第4世代）で、対応OSはiOS6以降となっている。また、12月にはAndroidアプリも登場する予定で、iOSと共通のシリアルコードが使える。




ぺんてる　ニュースリリース
http://www.pentel.co.jp/news/2013/131007_01.html