ふわっとした衣に和の技
ケンチキとかケンタとか、地方によって愛称が違うものの、多くの人に親しまれているケンタッキー・フライド・チキン。ごはんのおかずとして食べている人も少なくないが、日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社(本社・東京都渋谷区、渡辺正夫社長)が、揚げだしチキンとおにぎりなど和風の商品を組み合わせた「定食」の提供を始めた。
9月下旬に発売した「ふわふわ衣の揚げだしチキン」は、かつおと利尻昆布のだしをきかせた和風新チキンで、揚げだし豆腐のようなふわっとした衣に和の技を込めた。「定食」はこれに、同時発売した和風サイドメニュー2種「鶏だしおにぎり」、「鶏だしスープ」を合わせた「揚げだしチキン定食」、「食べくらべ定食」といった“おひとり様用定食メニュー”2種類で、定食の導入は同店初の試みだ。
CMにセイン・カミュさんを起用
揚げだしチキン定食は「ふわふわ衣の揚げだしチキン」1ピースと「鶏だしおにぎり」1個、「鶏だしスープ」のセットで価格は500円(税込み)。食べくらべ定食は「ふわふわ衣の揚げだしチキン」1ピース、「オリジナルチキン」1ピース、「鶏だしおにぎり」1個、「鶏だしスープ」をセットにしたもので、価格は690円(税込み)。
秋向け和風商品の「ふわふわ衣の揚げだしチキン」は、ふわっとした軽い食感に揚げた衣に、赤唐辛子の辛みがほんのりきいた、かつおと利尻昆布の合わせ特製ソースの新食感フライドチキン。仕上げに海苔を散らし、和テイストを強調している。
「鶏だしおにぎり」は、国産米に鶏の旨みをたっぷり含ませて炊きあげたごはんを、ふんわり握った三角おにぎり。「鶏だしスープ」は、鶏がらをベースに、あっさりしながら旨みとこくを感じさせるスープで、散らしたあさつきが彩りを添えている。定食は、それぞれをそのまま食べても、「鶏だしおにぎり」をスープに入れて雑炊風にしても楽しめる。
さらに、家族や友人同士など、人数に合わせて選べるパックメニュー「4ピースLポテトつき食べくらべパック」と「6ピースLポテトつき食べくらべパック」も用意しており、食欲の秋を演出している。日本ケンタッキー・フライド・チキンは、「ふわふわ衣の揚げだしチキン」の新TVCM「定食篇」「パック篇」に、タレントのセイン・カミュさんを起用し、全国でオンエアしている。

日本ケンタッキー・フライド・チキン
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