キャラクター、ロゴ発表
豊臣秀吉の側近として仕え、調略や他大名との交渉などに活躍した戦国時代から江戸時代前期にかけての武将・大名の黒田官兵衛。官兵衛が眠る崇福寺がある福岡県や福岡市などから成る「軍師官兵衛」福岡プロジェクト協議会が、官兵衛のPRなどに使用するキャラクター、ロゴを発表した。
官兵衛については、来年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の放送が決定。同協議会は、福岡ゆかりの人物である黒田官兵衛のPRとともに福岡の歴史資源や文化資源を全国に情報発信し、観光客の誘致や経済の活性化を目的に、キャンペーンで使用する「ロゴタイプ」及び「キャラクター」を今年4月~5月、募集した。
申請すれば無料で使用可能
キャラクターについては応募107作品の中から大阪市在住のデザイナー・福添あゆみさんの「ふくおか官兵衛くん」が選ばれた。一方、ロゴは80作品の中から宮崎市在住のデザイナー・児島満さんの作品「藩祖官兵衛」が選ばれた。
キャラクターは「シンプルで親しみやすさから選んだ」といい、ロゴについては「軍師としての繊細さや戦国武将の力強さを表現した」という。今やゆるキャラ界の大スター、くまモンの例にならってか、申請すれば無料で使用でき、各種パンフレットのほか、関連グッズなどに使われる予定という。

福岡市
http://www.city.fukuoka.lg.jp/keizai/