品薄で入手困難
カワサキモータースが販売する2013年モデルのオンロードバイク「Ninja(ニンジャ)250」が爆発的なヒットを記録している。精悍なフロントフェースに250ccクラスのスケールを超えた性能と品質感が評判を呼び、品薄で入手困難な状況。こうした状況の中、同モータースは早くも、新しいカラーリングの2014年モデルを発表した。
国内の二輪車市場は1982年の328万5327台をピークに減少し、2010年には8分の1以下の38万242台まで降下した。だが2011年には対前年比6.7%増の40万5533台と上昇に転じており、そのけん引役が「ニンジャ250」だといえる。
カウル一新、ヘッドライトは二眼
「ニンジャ」の大排気量モデルは海外で圧倒的な人気を誇る、日本を代表する二輪車。その250ccモデルの新型は今年2月から国内でも販売が始まったが、正式発売前に予約が殺到。1万台という年間販売台数の大台を突破する可能性も見えてきた。
新型ニンジャはカウルを一新、ヘッドライトは一眼から二眼へと変更された。タイヤも太くなり、海外で人気の大排気量「ニンジャ」を彷彿とさせる迫力ある外観が目を引く。熱風対策にも工夫を凝らし、停止中、エンジン周囲にこもりやすかった熱が止まっていても逃げやすくなるよう、冷却装置を採用している。
2014年のスタンダードモデルは、ライムグリーンの単色で根強い人気のエボニー、スペシャルエディションには、鮮やかなオレンジ、ニンジャ250 ABSスペシャルエディションには、ライムグリーンベースでワールドスーパーバイクレーサーのイメージカラー、ホワイトベースには鮮やかなグラデーションを採用した。メーカー希望小売価格は538,125円(本体価格512,500円、消費税25,625円)から603,225円(本体価格574,500円、消費税28,725円)。

カワサキモータース「Ninja250」
http://www.kawasaki-motors.com/model/ninja250/