ビールと愛情、どちらが脳に効くの?!
心の状態を整える脳内の神経伝達物質「セロトニン」研究の第一人者である有田秀穂教授の執筆した『「会社帰りに一杯」の習慣は大正解だった~癒しの脳内物質・オキシトシンが心を満たす~』(872円)が8月23日にマイナビブックスから発売される。
不安や恐怖を軽減するといった心の安定をもたらす脳内物質「オキシトシン」に注目して、分泌されるメカニズムや具体的な効果を知ることで、このストレスフルな時代をどう乗り切るかが見えてくるかもしれない。
メールだけじゃ味気ない、さぁ飲みュニケーション
ストレスを緩和するオキシトシンは、スキンシップにより分泌されることから「愛情ホルモン」とも呼ばれている。しかし男女間の愛情表現だけでなく人間同士の触れ合いによっても分泌されることに注目したい。
IT化が進んだ現代、メールやチャットによる連絡やバーチャルな世界での交流といった希薄な人間関係でオキシトシンが欠乏している人が多い。
“会社帰りの一杯”や“奥様方のお茶会”など、何気ない人との触れ合いがオキシトシンの分泌を促進し、ストレス発散となり明日への活力となるのだ。健やかな脳は居酒屋で作られる?!飲みすぎて明日に支障のない程度に楽しもう。

マイナビブックス 「会社帰りに一杯」の習慣は大正解だった
http://book.mycom.co.jp/book/978-4-8399-4373-8