復興に向けて・・・超ユニークアイス誕生!
東日本大震災の発生から1年余り。被災地への義援金や、現地での蜂蜜を配布などで復興支援を続けてきた岩手県盛岡市の
藤原養蜂場が、被災地域企業とのコラボによって、新しいアイスクリームを販売することとなった。その名も
・陸前高田の八木澤商店の味噌を使った「味噌クルミアイス」
・気仙、大船渡産のわかめを使った「北浜ワカメアイス」
・三陸、宮古の鮭骨粉が入った鮭サブレを使った「鮭サブレアイス」
これは・・・3種類いずれも、アイスクリーム(というかスイーツ)のフレーバーとしては
異色中の異色と言っても過言ではない。
特に目を引くのが「鮭サブレアイス」。味噌やくるみ、ワカメは「塩気と甘味のコラボレーションというところか!?」とまだ想像がつく(?)のだが、「魚とアイス」の組み合わせにはどうにも馴染みがなさすぎる。
当然、商品開発にも苦労があったようだ。「鮭サブレアイス」の原料提供元である三陸宮古復興市場のスタッフブログに、その苦労がつづられている。
「鮭サブレアイス」誕生秘話!
当初は鮭の中骨を粉末状にした「鮭のこっ粉」をアイスに練りこもうと試作したところ
生臭さが消えず断念。
そこで考えたのが
オレオクッキーの入ったアイスのようにクッキーにこっ粉を練りこみアイスに入れちゃおう!
というアイデア。クッキーを作ってくれる業者探しから始まり・・・ついに「
鮭サブレ」が誕生。さらに、パンの耳をフレーク状にし鮭のこっ粉を混ぜた「
鮭フレーク」を投入。そこに藤原養蜂場の
美味しいはちみつが絶妙に混ざり合って、ついに「鮭サブレアイス」が誕生した、というわけだ。
「鮭のこっ粉」には、
・カルシウムは牛乳の100倍
・カルシウムの吸収を助けるビタミンD入り
・鉄分が豊富
・DHA,EPAが豊富
など、骨粗鬆症や痴呆症に役立つ成分が多く含まれており、アイスを食べながら健康増進に役立つという嬉しいオマケつき。
価格は、各フレーバーとも税込み1個300円。売り上げの5%は、被災地支援として原料の提供元に還元される。アイスは藤原養蜂場本店併設の売り場「ジェラートピケ」にて販売する。
地方発送も可能なので遠方の方も購入可能だ。
藤原養蜂場では、なんと
30種類を優に超えるはちみつを中心に、ローヤルゼリーやプロポリスなどの健康食品を豊富に取りそろえているので、こちらも要チェック!
美味しくアイスを食べて復興支援に貢献しよう。

藤原養蜂場 公式サイト
http://www.fujiwara-yoho.co.jp/index.html三陸宮古復興市場 スタッフブログ
http://blog.miyakomall.jp/informaiton/