【エステー】自社らしさを追求、震災後初作成のCMが大人気

先月末よりエステー株式会社が制作した「消臭力」シリーズの新CMが全国放映されている。“唄う男の子”篇、“唄うおじいさん”篇、“唄う女の子”篇とあるのだが、なかでも“唄う男の子”篇の男の子にネット上で注目が集まっている。


「消臭力」の“唄う男の子”篇には、ミゲルくん、フランシスコくん、トーマスくん、と3タイプある。目下の話題は、添付動画のミゲルくんの歌唱力だ。

ただの今回はいつもの同社らしい面白いCMにとどまらず、隠された東日本震災復興応援の意味もある。ミゲルくんらの背景に見えるヨーロッパ風の美しい街並みはリスボンであり、1755年の大震災と津波で破壊され6万人以上がなくなった街だったのだ。

その街もここまで復興していることで、面白さの裏に穏やかに応援ソングである意味を含んでいたのだ。

驚く事にこのCMは、震災の影響から2ヶ月かけて準備した本企画を中止して、急遽２週間で企画から制作されたもの。撮影の利点を考えて、最も早く撮影でき、目的を達成できる場所として選ばれた場所。津波震災被害のあった過去のことを知ったのは後日だという。




エステー株式会社　プレスリリース
http://www.st-c.co.jp/topics/2011/000380.html