巨大のぼり勇壮に舞う
2日、石川県能登町の小木港にて、石川県指定無形民俗文化財「小木とも旗祭り」が行われた。2日間の日程のこの祭りは、小木の氏神御船神社の春祭りだ。
小木港内を湾内せましと5色の吹き流しに、大のぼり、大漁旗を揚げた数隻の伝馬船が、各々に鐘や太鼓を打ち鳴らし、かけめぐる様はとても勇壮で雄々しい。
「とも旗起こし」は早朝から
開始時間は、なんと午前5時という早朝。のぼり旗を立てる「とも旗起こし」から始まる。
各町会の自作したのぼり旗は、高さ約20メートル、幅2メートルと巨大。五色の鮮やかな吹き流しとともに柱に取り付け、ロープを引っ張り伝馬船に立てるのだ。
北國新聞によると、今年は東日本大震災の被災地の復興を祈願した「がんばろう日本」と書かれた高さ約4メートルの旗を掲げた町会もあったという。

とも旗祭り|行事案内|能登町役場
http://www.town.noto.lg.jp/www/event/detail.jsp?common_id=610