2週間ごとのキャンペーンセールで来店頻度UPを狙う
9月14日の日経流通新聞によると、青山商事株式会社は直営店の「ザ・スーツカンパニー」や「ユニバーサル・ランゲージ」で、2週間ごとに目玉商品を入れ替えるセールを実施し、その都度売り場の陳列も変える秋冬用の販促活動を行っている
気候や消費者のニーズに合わせ、売上を上げるとともに、2週間ごとに販促ターゲットを変えることで高単価の重衣料品の需要期に、来店頻度を向上させるのが狙いだ。
陳列も2週間毎に変えて、売り場を刷新
スーツカンパニーでは「2WEEKS CAMPAIGN」、ユニバーサル・ランゲージでは「2WEEKS COLLECTION」という名称で販促活動を始めている。例えばスーツカンパニーでは13日まで、女性用スーツを購入した客に他の商品を10%割り引くなどのキャンペーンを実施。14日以降も2週間ごとに目玉商品を入れ替えながら実施していく。
店頭では専用ポスターの掲示や、対象商品を客の目を引く場所に陳列するなどディスプレーに工夫。全10回(20週間)の長期にわたるキャンペーンを展開する。
2週間毎の短期サイクルで、継続的にキャンペーンセールを実施するのは、青山が初めて。秋冬を迎え本格的な重衣料品販売期に、この販促活動がどのくらいの収益増を出すのか、結果に注目したい。